世界のおもしろ看板

独創的なアイデア

  • ストックホルム市内の地下鉄ホームに設置されたヘアケアブランドのデジタルサインは、ホームに入ってくる電車の動きに連動して女性の長い髪が舞い上がる変化をします。

 

  • スウェーデンのアート集団Kollektivet Livetはストックホルムで、2013年にアメリカのラッパー、エミネムのアルバムプロモーションのため、汚れた壁や路面に型を当てて高圧洗浄機で洗浄し文字を浮かび上がらせる「リバースグラフィティ」という変わった手法で、屋外広告を展開しました。

 

  • P&G社のヘアカラーの広告では、ロングヘアの女性のシルエットを切り抜くことによって、シルエット越しに見える空と海の1日の色の変化で髪色が変わる広告を制作しました。

 

  • マクドナルド社では、夜間営業をPRする目的で、ロゴマークを表現する手法として、二つのスポットライトの光でロゴマークを看板に描くというユニークな方法を採用しました。

 

  • ワーナーブラザーズが映画「Contagion」(感染・伝染)のPRのためカナダのトロント市内に設置した一見何も描かれていないように見える看板には、特殊なバクテリアが塗られ、自然繁殖することによって文字が浮かび上がるという仕掛けが施されました。

 

  • ケニアのチリソースブランドTaystee Chili Sauceが、ソースの辛さを表現するために取った表現方法は、火を噴く辛さで広告面が燃え尽きているというものでした。

 

  • フランスのフルーツジュースブランドの看板広告は、オレンジの果汁が持つ電解質という特性を利用した電流で、巨大な看板に明かりを灯しています。

 

  • ドイツのレストランの街頭広告によるプロモーションでは、看板を水槽の構造にし、魚を入れて新鮮な食材を使用していることをアピールしました。

 

  • フィリピンの格安航空会社セブパシフィック航空は、雨季の香港から晴天のフィリピンへ観光客を呼び寄せるために、路面が雨に濡れると、撥水スプレーで描いた部分が水を弾きメッセージが表示される広告を制作し、航空券予約率をアップすることに成功しました。香港では長く続く雨季に、雨季から脱出したいという人が増え、最も国外旅行の需要があるといいます。

 

地域特有の内容

  • ベルギーのシャルルロワ空港のレンタカーカウンターには、フライドポテトの持ち込みを禁止する看板があります。

 

  • 自動体外式除細動器の略号は日本ではAED(Automated(自動) External(外側の) Defibrillator(除細動器))ですが、フランス語圏で見られる略号はDAE(Defibrillateur Automatique Externe)と表記されています。

 

  • カナダの道路標識には、ヘラジカとの事故に注意を促す看板があります。ヘラジカと車の衝突事故が原因で亡くなる運転手も多数いると言われています。

 

  • ニュージーランドの道路標識には、ペンギンとの事故に注意を促す看板があります。交通事故や、人間が連れてきた動物による被害が深刻と言われています。

 

環境・社会問題に対するアプローチ

  • フィリピンの環境保護団体は、首都マニラを流れるパシッグ川に「ベチバー」という植物でできた看板を流し、周辺に住む人々に川の水質の改善を訴えかける試みを実施しました。ベチバーは有害物質に対し強い耐性を持ち、人体に有毒な物質を吸収して汚染濃度を減らす効果のある植物と言われています。

 

  • ブルガリアのソフィアに設置された、ユニセフブルガリア支部による、ドメスティックバイオレンス防止の広告には、うずくまっている子どもの画像だけが表示されていますが、夜になると広告の手前に設置された小さな人型を照明が照らし、子どもにDVをする親を連想させる影を映します。これは、DV被害が夜に多いことから生まれた表現ということです。

 

  • スウェーデンのストックホルムで実施された街からゴミを減らす為に行ったマクドナルドの環境に関する広告では、「缶を集めて持参すれば、ハンバーガーなどがゲットできます」という趣旨のメッセージが書かれた、切り離し可能な黒いごみ袋をロール状にして掲出しています。リサイクル先進国のスウェーデンでは、どんな缶でも1缶1クローネで換金できることに着目した広告です。

 

  • 2013年にペルーの首都リマに設置されたペルー工科大学の広告塔には、空気中の水を集める機能が備わっています。

 

  • オーストラリアの広告代理店では、トヨタプリウスの広告を雑草という、自然に還る素材で作りました。

 

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